本記事の内容
- 最初のマルチコインウォレットを作成する
- リカバリーフレーズの重要性を理解する
- 複数ウォレットのカスタマイズと管理
Trust Walletでマルチコインウォレットを作成する方法
Trust Walletを使えば、さまざまな暗号資産をひとつの安全な自己管理型ウォレットでまとめて管理することができます。
初心者の方にも経験豊富なユーザーにも使いやすいよう設計されており、以下のステップでウォレットの作成・保護・カスタマイズ方法を詳しく解説します。
1. 最初のマルチコインウォレットを作成する
ステップ1：Trust Walletをダウンロード
まず、以下の公式ストアからアプリをダウンロードしてください。
- 📱 iOS版： App Store
- 🤖 Android版： Google Play
⚠️ 重要：
必ず**公式の配信元（App Store / Google Play / trustwallet.com）**からダウンロードしてください。
非公式アプリを使用すると、資金が危険にさらされるおそれがあります。
ステップ2：新しいウォレットを作成
- Trust Walletアプリを開きます。
- ようこそ画面で「新しいウォレットを作成」を選択します。
（既存ウォレットを復元する場合のみ「インポート」を選択） - デバイス上でアプリにアクセスするためのPINコードを設定します。
🔒 注意：
PINコードはデバイス内にのみ保存され、Trust Walletでは閲覧・復元・リセットができません。
PINを忘れた場合、ウォレットを復元する唯一の方法は12単語のリカバリーフレーズを使用することです。
- 次に、生体認証（Face ID・指紋認証など）を有効にするよう求められます。
利便性のために設定しても、スキップしても問題ありません。
これでウォレットの初期設定は完了です。
作成したウォレットで、暗号資産の送金・受取・管理を安全に行えるようになります。
2. リカバリーフレーズを理解し、バックアップを取る
Trust Walletでは、初回設定時にリカバリーフレーズ（12単語の復元キー）のバックアップを後から行うよう設計されています。
しかし、バックアップを後回しにすることは非常に危険です。
⚠️ 重要：
リカバリーフレーズはウォレットを復元する唯一の方法です。
Trust Walletはユーザーの資金やフレーズを保存・復元することはできません。
あなた自身が資産の唯一の管理者です。
🔑 リカバリーフレーズの確認・バックアップ手順
- Trust Walletアプリを開き、PINまたは生体認証でログインします。
- ホーム画面上部のウォレット名をタップ。
- ウォレット名の右にある「︙（縦の三点）」をタップ。
- 「手動バックアップ」を選択。
- PINまたはパスワードを入力すると、12単語のリカバリーフレーズが表示されます。
- 紙に書き留め、オフラインの安全な場所に保管してください。
✏️ ヒント：
必要に応じて、同じ手順で後から再確認・再バックアップが可能です。
3. 複数ウォレットのカスタマイズと管理
🏷️ ウォレット名の変更
複数の投資ポートフォリオを管理している場合、ウォレット名をカスタマイズすると非常に便利です。
手順：
- ホーム画面上部のウォレット名をタップ。
- ウォレット名右の「︙」をタップ。
- 「名前」欄に新しいカスタム名を入力。
- 「保存」をタップ。
➕ 新しいウォレットを追加・管理する
Trust Walletでは、最大15個までのウォレットを同一アプリで管理できます。
ポートフォリオを分けたり、異なるブロックチェーン資産を分散管理する際に便利です。
手順：
- ホーム画面上部のウォレット名をタップ。
- 下部の「ウォレットを追加」を選択。
- 「新しいウォレットを作成」を選択。
- 上述の手順に従って設定し、リカバリーフレーズをバックアップします。
📘 注意：
作成したウォレットごとに固有の12単語のリカバリーフレーズが発行されます。
各フレーズを必ず個別に記録・保管してください。
✅ 最後に：安全で自律的なウォレット運用のために
- Trust Walletは自己管理型ウォレットです。資金と鍵の管理はすべてユーザー本人に委ねられます。
- リカバリーフレーズを必ずバックアップし、誰とも共有しないでください。
- 複数ウォレットを利用する場合は、わかりやすいカスタム名で整理しましょう。
- フレーズをスマートフォンやオンライン上に保存しないこと。
これで、マルチコインウォレットのセットアップが完了です。
Trust Walletを使って、安全かつ自信を持って暗号資産の世界を探索しましょう
